会社新体制へ〜泥沼からの革命を起こす〜前編

送別会に呼ばれ、とても感動し、深い感謝とこれから自分は革命児にならなくてはならないと決意した。

今から約1年ちょい前にM &Aが行われた。自分ら社員にがその事実を知ったのは、既にM &Aをされたあとだった。買収した会社は自分がいた会社(買収された側)より、10倍は資産があり、従業員も10倍以上おり、過去にもM &Aして大きくしてきた会社だった。

今回、自分がいた会社の社長は高年齢になり、後継者が不在ということで、悩んだあげく独断で会社の売却を決めたのだ。自分のいた会社は非上場会社であり、持株は社長が100%保有しており、独断で決めれたのだ。

社長はM &Aはあくまでも後継者不在のためであり、経営が悪化して売却したものではない(現に赤字になったことはなく、給料や賞与においても一流企業並みに高い)、買った側の会社はM &Aに慣れており、今まで買収してきた会社はみんな良い方向に導いており、次の社長は人柄もよく、経営においても規模を年々上昇させていると言っていた。

最後に変化することは良いこと、生き残るためには新しい変化が必要だと。

しかし、自分の考えは違った。買収される側の従業員にとってこの変化は決して良くないことだと思っていた。

そして、この一年後、私のこの考えは現実になった。